巻き段ボールの起源
段ボールはもともと汗取り紙としてそのかたちをなしたと言われています。
諸説ありますが、貴族が襟元に汗取り用に巻いていた「うねうね」した布を、やがて紙で作るようになり、「段々」にした紙が段ボールの誕生だという説が一般的です。
有名な話は、その「段々の紙」を当時イギリスで流行していたシルクハットの中の汗取り用として使用されたという事です。
その後、「その汗取り用の段々の紙」でガラスやビンを「包む」ように使うようになり、緩衝材としてしようされるようになりました。そんな中、とあるアメリカ人が「伸縮して使いにくい」ということで厚紙の片方に紙を貼り付けたそうです。
これが、「巻き段ボール」の起源と言われています。